職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
専門的・技術的職業従事者

データサイエンティストの仕事内容・必要なスキル・給料

新たな商品やサービスの開発や業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析する。

どんな職業か

新たな商品やサービスを生み出したり、業務プロセスの革新のため、大量に蓄積されたデータ(ビッグデータ)を分析する。  ビッグデータを解析した情報を活用することによって、これまで経験や勘で行われてきた仕事の効率性、競争力を高めたり、これまでできなかったことが可能になる。  データサイエンティストは、大きく分けると、自社の業務として従事する場合と、顧客に対してサービスを提供する場合がある。仕事の流れは共通しており、まずは分析対象となる業務の責任者にヒアリングを行い、分析の目標を決める。次にデータの担当者にヒアリングを行い、分析するデータがどのようなものか確認し、データを加工しながらモデリング(データ処理の枠組みを検討する)作業を行う。モデリング作業が終わると、そのモデルが適切かどうか判断するため、効果の検証を行い、さらに過去のデータだけでなく、様々なデータに対しても有効なモデルか検討し、有効で、問題がないことが確認されたら、サービスとして実装する(本格的な分析機能とする)。  以上が仕事の基本的な流れとなるが、ビジネス環境が変化したり、より良いモデルを検討するため、このような作業を反復していくこともある。また、自分の分析結果やモデルが最善のものか、検討を続けていく。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、統計用ソフト(SAS、SPSS、STATA、R等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

読解力数学的素養傾聴力新しい情報の応用力論理と推論(批判的思文章力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
読解力5.521 / 498
上位4%
数学的素養5.12 / 498
上位1%
傾聴力5.0101 / 498
上位20%
新しい情報の応用力5.014 / 498
上位3%
論理と推論(批判的思考)5.022 / 498
上位4%
文章力4.962 / 498
上位12%
説明力4.881 / 498
上位16%
プログラミング4.87 / 498
上位1%
要件分析(仕様作成)4.613 / 498
上位3%
複雑な問題解決4.526 / 498
上位5%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
数学3.08 / 508
上位2%
コンピュータと電子工学2.820 / 508
上位4%
事務処理2.2160 / 508
上位31%
ビジネスと経営2.252 / 508
上位10%
販売・マーケティング2.096 / 508
上位19%
コミュニケーションとメディア2.092 / 508
上位18%
日本語の語彙・文法1.9135 / 508
上位27%
外国語の語彙・文法1.968 / 508
上位13%
顧客サービス・対人サービス1.8279 / 508
上位55%
工学1.863 / 508
上位12%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
記述表現3.826 / 426
上位6%
数学的推論3.82 / 426
上位1%
カテゴライズ3.73 / 426
上位1%
記述理解3.723 / 426
上位5%
帰納的推論3.76 / 426
上位1%
演繹的推論3.613 / 426
上位3%
法則に基づいた情報の並べ替え3.63 / 426
上位1%
アイデアや代案を数多く生み出す力3.629 / 426
上位7%
発話理解3.539 / 426
上位9%
発話表現3.559 / 426
上位14%

データサイエンティストのスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

この仕事に就いている人は、大学院等で統計学、数学、情報工学などを専攻している場合が多い。また、環境やバイオなどその他の理系の出身者や文系出身者もいる。大学院等でデータの収集・分析の素地を身につけていると仕事に生かせる。  新卒で就職する場合、業種は様々であるが、大手IT企業、製造業、サービス業等が多い。中途採用では、情報処理技術者、通信技術者、マーケティングリサーチャー、製造業の研究者からなる場合が多い。ポストドクター(博士号取得者)からデータサイエンティストになる人もいる。  IT、データ解析、ビジネス等の専門知識とスキルのほかに、コミュニケーション能力や発想力も要求される。データ解析の対象が幅広いため、自分の得意分野を生かして仕事をすることになる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
大卒0.6
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.4
博士課程卒0.3
わからない0.0
高卒0.0
専門学校卒0.0

給料

賃金構造基本統計調査では「研究者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には3の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額466.3千円
年間賞与その他特別給与額1,806.2千円
平均年齢41.6歳
平均勤続年数13.3年
労働者数15,091人

男女で見た給与

男性女性きまって支給する現金給与額男性 490.7千円490.7女性 385.4千円385.4所定内給与額男性 462千円462女性 365千円365年間賞与男性 1,967.9千円1,967.9女性 1,268.1千円1,268.1
2023年・全国。単位は千円。平均年齢や勤続年数の違いも含んだ差です。

月額給与の推移

475.1458.5441.8425.1408.52020202120222023研究者千円
賃金構造基本統計調査の「研究者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤376.1千円
  • ≤389.7千円
  • ≤431.6千円
  • ≤481.2千円
  • ≤561.8千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

研究者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は、IT企業、製造業、サービス業等が多い。データ分析専業の会社の場合、中小企業が多い。  賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。就業形態としては、雇用されている正社員が多いが、フリーランスの者も若干いる。  ビックデータの分析や活用のニーズが高まっており、データサイエンティストの人材不足は顕著であり、好条件を提示する会社が出てきている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)