職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
生産工程従事者

医療用画像機器組立の仕事内容・必要なスキル・給料

診断用X線装置、X線CT装置、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、超音波画像診断装置などの医療用画像機器を組み立て、試験・調整する。

どんな職業か

診断用X線装置、X線CT装置、診断用核医学装置、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、超音波画像診断装置、粒子線治療装置などの医療用画像機器を組み立て、試験・調整する。  具体的には、部品組立、部分組立、ユニット組立、総合組立、試験・調整、検査、据付作業、アフターサービスなどを行う。  X線装置の場合は、数多くのユニットや部品から構成されており、工程は多岐にわたる。  主要ユニットである高圧発生器は鉄心とコイル及び整流器からなる。鉄心は硅素鋼板を巻きつけて接着し、それを機械加工したものに1次コイルと2次コイル及び整流器を組み立てて鉄製容器に収め、絶縁油を充填して完成させる。制御器は高圧発生器に電源を供給するもので、計器類やスイッチ、切替機、タイマーなどを組み立てて配線する。作業には各種治工具を使用する。  X線管装置の組立作業では、構成部分である陰極、陽極、陽極回転機構、ガラス管などを組み立ててシールし、排気する。このX線管を容器に収め絶縁油を充填した後、高電圧を加えて安定動作の確認を行う。  透視撮影台の組立作業は、重量物組立であるためクレーン操作や玉掛けの技能が必要になる。  X線TVカメラの組立は、ニッパやペンチ、ドライバー、はんだごてなどを用いて精密な組立と配線を行い、その後に試験をする。  ユニットの組立が完成すると、最後に各構成ユニットを組み合わせる総合組立及び総合試験調整を行って、製品を完成させる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  治工具、クレーン、ニッパ、ペンチ、ドライバー、はんだごて

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

知識

項目スコア全職業中の順位位置
生産・加工2.379 / 508
上位16%
機械1.986 / 508
上位17%
工学1.775 / 508
上位15%
医学・歯学1.779 / 508
上位16%
事務処理1.3391 / 508
上位77%
顧客サービス・対人サービス1.3397 / 508
上位78%
コンピュータと電子工学1.2153 / 508
上位30%
数学1.1218 / 508
上位43%
教育訓練1.0300 / 508
上位59%
設計1167 / 508
上位33%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知3.5115 / 426
上位27%
記述表現3.0184 / 426
上位43%
演繹的推論3147 / 426
上位35%
発話表現3.0228 / 426
上位54%
知覚速度3.026 / 426
上位6%
指先の器用さ3.068 / 426
上位16%
アイデアや代案を数多く生み出す力2.9161 / 426
上位38%
帰納的推論2.9166 / 426
上位39%
数学的推論2.957 / 426
上位13%
選択的注意(集中する力)2.9147 / 426
上位35%

医療用画像機器組立のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、工業高校や電気・電子・機械・情報などの専門学校、大学等を卒業して入職する人が多い。多くの企業では、計画的に新規学卒者を採用している。一般に募集は学校やハローワークを通じて行われる。中途採用も行われ、募集はハローワークのほか、求人広告なども使われている。  医療機器の中でも放射線を取り扱う職場では、国家資格の「エックス線作業主任者」や「第2種放射線取扱主任者」が必要となるが、入職後に社内教育を経て受験機会を得るのが一般的である。これらの資格を取得すると、医療現場での据付けやメンテナンスの分野での仕事も可能となる。  入職後に職場ごとに研修等が行われるが、医療機器には超音波装置のような携帯・移動型機器から磁気共鳴画像診断装置や粒子線治療装置のような大型機器に至るまで多様な機種があり、組立作業も簡単な作業から高度な技能・技術を要するものまで幅広くある。工学系の基礎知識の他、各種の医療機器に関連する規格(国際、日本、業界)の知識も必要となる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
高卒0.6
大卒0.2
専門学校卒0.1
わからない0.1
短大卒0.0
高専卒0.0

関連する資格

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「生産工程従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

生産工程従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

生産工程 60.3%サービス職業 13%専門的・技術的職業 6.3%販売 5.3%運搬・清掃・包装等 4%事務 3%その他 6.7%
  • 生産工程60.3%
  • サービス職業13%
  • 専門的・技術的職業6.3%
  • 販売5.3%
  • 運搬・清掃・包装等4%
  • 事務3%
  • その他6.7%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が60.3%を占めます。

この分類に入った人のうち、39.7%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は医療用画像装置製造メーカーである。  賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。正社員が多く月給制が一般的である。  製造する装置の安全性と信頼性を保つため、清潔で整理整頓が行き届いた職場環境となっている。  医療用画像機器の製造は、電機・電子メーカー、計測器メーカーを母体とする企業が主力だが、最近では、画像技術のデジタル化に伴い、コンピュータメーカーやフィルムメーカーなども参入し、業態が多角化している。  日本の画像医療システムの精度・品質等の技術水準は国際競争力を持っており、グローバルな事業を展開している。今後も診断・治療技術の発展や周辺部品の機能向上によって、新機能製品・改良製品が生まれると予想され、安定した需要が見込まれている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)