職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
生産工程従事者

医薬品製造の仕事内容・必要なスキル・給料

製薬工場において製造ラインを運転し、医薬品を製造する。

どんな職業か

錠剤、カプセル剤、軟膏剤、注射剤などの医薬品を製造する。  医薬品の製造工程は、その原薬をつくる「原薬製造工程」、原薬を加工して実際に使われる医薬品にする「製剤工程」、完成した医薬品を包装する「包装工程」に大きく分けられる。  「原薬製造工程」では、数段階の培養を経て増殖させた生物由来の細胞を分離・精製したり、原料を化学的に合成・加工するなどして、原薬をつくる。バイオ医薬品の場合は、細胞を培養し、原薬を精製する。  「製剤工程」では、原薬を使用目的や使用量に合った形態にするために医薬品添加剤などと混ぜ合わせ、錠剤、カプセル剤、軟膏剤、注射剤などに加工する。  「包装・充填工程」では、品質を維持するための包装を行い、誤った使い方を防ぐための用法・用量・注意事項が記載された文書を添付(封入)する。  医薬品の製造工程は、自動化が進んでいるが、品質を保証するために定めた手順に従って、各工程の管理・監視、機械の操作、最終製品の検査などを人が行う。

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

読解力文章力傾聴力説明力論理と推論(批判的思科学的素養
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
読解力4.1207 / 498
上位42%
文章力3.9193 / 498
上位39%
傾聴力3.9319 / 498
上位64%
説明力3.8276 / 498
上位55%
論理と推論(批判的思考)3.8111 / 498
上位22%
科学的素養3.634 / 498
上位7%
指導3.5260 / 498
上位52%
複雑な問題解決3.4182 / 498
上位37%
新しい情報の応用力3.3220 / 498
上位44%
他者の反応の理解3.3267 / 498
上位54%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
化学2.813 / 508
上位3%
生産・加工2.733 / 508
上位6%
医学・歯学2.551 / 508
上位10%
生物学2.325 / 508
上位5%
外国語の語彙・文法2.149 / 508
上位10%
事務処理2.0201 / 508
上位40%
日本語の語彙・文法2.0113 / 508
上位22%
教育訓練1.979 / 508
上位16%
工学1.865 / 508
上位13%
数学1.7103 / 508
上位20%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知3.5150 / 426
上位35%
選択的注意(集中する力)3.257 / 426
上位13%
記述表現3.1159 / 426
上位37%
発話表現3.0197 / 426
上位46%
マルチタスク3.084 / 426
上位20%
記述理解3169 / 426
上位40%
演繹的推論3146 / 426
上位34%
帰納的推論3.0143 / 426
上位34%
法則に基づいた情報の並べ替え3.0102 / 426
上位24%
カテゴライズ2.980 / 426
上位19%

医薬品製造のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。工業系の高校、大学等で化学・機械などを専攻した者が多い。  医薬品製造の作業は工程や製造する薬の種類などによって作業内容がかなり異なってくるため、入職後はそれぞれの作業に必要な知識・技能について企業内研修が行われる。  関連資格として、国家資格である危険物取扱者や毒物劇物取扱責任者の資格を取得すれば、工場内での仕事の幅が広がる。  機械化が進んでいるため、電気や機械の基礎知識も必要となる。医薬品という製品の特殊性から、化学や生物学の専門知識、更には微生物・発酵、物理といった知識が求められる。人の健康にかかわる仕事なので、細心の注意力をもって製造と品質管理の規則を守ることが必要とされる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
大卒0.5
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.4
高卒0.2
博士課程卒0.1
高専卒0.1
わからない0.1

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「薬剤師」として集計されています(2023年・全国)。この区分には3の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額417.5千円
年間賞与その他特別給与額768.7千円
平均年齢40.3歳
平均勤続年数7.9年
労働者数10,783人

男女で見た給与

男性女性きまって支給する現金給与額男性 451千円451女性 391.2千円391.2所定内給与額男性 417.7千円417.7女性 365.9千円365.9年間賞与男性 813.6千円813.6女性 733.4千円733.4
2023年・全国。単位は千円。平均年齢や勤続年数の違いも含んだ差です。

月額給与の推移

421.7413.8405.9397.93902020202120222023薬剤師千円
賃金構造基本統計調査の「薬剤師」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤374.8千円
  • ≤399.5千円
  • ≤423.2千円
  • ≤442.1千円
  • ≤479.6千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

薬剤師の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「生産工程従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

生産工程従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

生産工程 60.3%サービス職業 13%専門的・技術的職業 6.3%販売 5.3%運搬・清掃・包装等 4%事務 3%その他 6.7%
  • 生産工程60.3%
  • サービス職業13%
  • 専門的・技術的職業6.3%
  • 販売5.3%
  • 運搬・清掃・包装等4%
  • 事務3%
  • その他6.7%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が60.3%を占めます。

この分類に入った人のうち、39.7%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は製薬会社の工場である。大手製薬企業から、生薬・漢方薬やビタミン剤などを専門に製造したり、製薬工程の一部分を担当する中小企業まである。  賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。年間の生産計画によって作業が平均化されているが、季節や疾病の発生状況等による作業量の変化もある。24時間操業が見られる場合もある。  これまで治療法や治療薬のなかった難病に対して、医学やバイオ技術の発達によって新薬が次々と生まれており、それに伴って新しい製造方法も開発されている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)