どんな職業か
テレビの番組、映画や雑誌、広告の写真などの撮影のために、俳優やモデルの衣装や小物を用意し、コーディネートする。 まず、制作者と打ち合わせを行い、絵コンテなどを見て、制作者の要望や依頼内容を確認し、制作者の意図にあった効果的な演出ができるよう、必要な衣装や小物などを考える。また、調達にあたっては、衣装協力してくれるアパレルメーカーに交渉して衣装や小物などを借りる。アパレルメーカーに借りられないものは、予算の範囲内で衣装や小物などを購入したり、専門のレンタル店から借りて手配する。入手できないものは、特注したり、自分で作ることもある。 撮影当日は撮影時間に遅れないよう、入手した物品をスタジオやロケ現場に持ち込み、制作スタッフと話し合いながら、カメラの位置、照明などを考慮して、より良い映像になるよう、臨機応変に物品の取り合わせや位置を考える。借りてきた物品は汚したり傷つけたりしないよう細心の注意を払い、撮影終了後、借りてきた物品は責任をもって返却する。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等 パソコン、ミシン、スチームアイロン
この職業に求められるもの
job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。
知識
| 項目 | スコア | 全職業中の順位 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 顧客サービス・対人サービス | 3.3 | 34 / 508 | 上位7% |
| コミュニケーションとメディア | 2 | 87 / 508 | 上位17% |
| 販売・マーケティング | 2.0 | 107 / 508 | 上位21% |
| 日本語の語彙・文法 | 2.0 | 130 / 508 | 上位26% |
| 心理学 | 1.9 | 88 / 508 | 上位17% |
| ビジネスと経営 | 1.8 | 104 / 508 | 上位20% |
| 芸術 | 1.7 | 49 / 508 | 上位10% |
| 事務処理 | 1.6 | 308 / 508 | 上位61% |
| 教育訓練 | 1.6 | 130 / 508 | 上位26% |
| 経済学・会計学 | 1.5 | 81 / 508 | 上位16% |
なるには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学や服飾系の専門学校などで、スタイリストとしてのテクニック、撮影やファッションの知識などを学んでいる人が多い。 学校卒業後、アパレルメーカーやスタイリスト事務所に就職するのが一般的である。広告制作会社、雑誌社などに就職して、スタイリストとしての仕事を任されることもある。入社後は、カメラマンやデザイナー、先輩スタイリストの指示によって働きながら、実務経験を積んで数年後に一人前になる。フリーとして活動する場合には、高度な専門的知識、経験、センスの他、仕事がとれるよう、幅広い人脈を持つことが重要となる。 美的センスや芸術的な素養が必要であるのと同時に、流行を予測するための情報収集力も重要となる。また、多数の物品を運搬することが多いため一定の体力が必要であり、物品を借りたり返却したりすることが多いこともあり、社交性や礼儀・マナーも重要となる。撮影時には臨機応変に対応するために、的確な判断力も必要となる。
就いている人の学歴
| 学歴 | 割合の目安 |
|---|---|
| 専門学校卒 | 0.6 |
| 高卒 | 0.2 |
| 大卒 | 0.1 |
| わからない | 0.1 |
| 高卒未満 | 0.0 |
| 短大卒 | 0.0 |
給料
賃金構造基本統計調査では「助産師」として集計されています(2023年・全国)。この区分には7の職業がまとまっています。
| きまって支給する現金給与額 | 395.8千円 |
|---|---|
| 年間賞与その他特別給与額 | 919.9千円 |
| 平均年齢 | 40.5歳 |
| 平均勤続年数 | 9.3年 |
| 労働者数 | 1,584人 |
月額給与の推移
都道府県別の月額給与
- ≤333.6千円
- ≤364.2千円
- ≤398.2千円
- ≤435.3千円
- ≤550千円
この分類の人はどれくらい動いているか
ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。
- 欠員率1.4%働いている人に対して、まだ埋まっていない求人の割合
- 未充足の求人179千人募集したのにまだ決まっていない人数
- 入職者の構成比20.1%1年間に仕事に就いた人のうち、この分類が占める割合
- 離職者の構成比18.3%1年間に仕事を離れた人のうち、この分類が占める割合
専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか
- 専門的・技術的職業80%
- サービス職業6%
- 管理的職業3.2%
- 事務3.2%
- 販売3%
- 生産工程2.4%
- その他2.1%
この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)
働き方の特徴
マスコミ関係や雑誌社の多い大都市で働くことが多い。アパレルメーカーやスタイリスト事務所の社員として働く形とフリーで仕事を請ける形がある。スタイリストはフリーランスが多い職業の一つでもある。撮影場所はスタジオ、野外のロケ現場など様々であるため、海外を含めていろいろな場所で働く。 撮影のスケジュールに左右されるので、働く時間は不規則になりがちで、夜間になることもある。急なロケなども入るために休日も不規則になることが多い。 収入や勤務時間等労働条件は、企業に所属している場合は、その企業の規定による。フリーランスの場合には、契約した仕事量や内容によって報酬が支払われる。多くの場合、仕事の打合せのときに内容に応じた額が決められる。報酬額には一般的な規定はなく、スタイリスト個人の経験や実力、ロケの場所、小物類などの選定条件によって金額が異なる。 大半が女性であるが、男性の活躍もみられるようになっている。 スタイリストの主な活躍の場となっているテレビや雑誌業界は景気による影響を受けやすい仕事でもあるが、最近では一般の人もプロにコーディネートされたファッションを楽しみたいというニーズがあり、今後も一定の需要があると見込まれる。スタイリングの提供先も広がっており、オンラインで個人にサービスを提供するパーソナルスタイリストというサービスも普及し始めている。需要側の要求水準も高くなっているために、より高度な専門性が求められるようになると考えられる。
仕事の内容が近い職業
スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。
- 理容師近さ 0.756
- 美容師近さ 0.750
- メイクアップアーティスト近さ 0.706
- スポーツインストラクター近さ 0.692
- アロマセラピスト近さ 0.677
- エステティシャン近さ 0.594
- バーテンダー近さ 0.593
- リフレクソロジスト近さ 0.593
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)