職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
専門的・技術的職業従事者

動画制作の仕事内容・必要なスキル・給料

動画を撮影し作品として制作する。

どんな職業か

動画を撮影し作品として制作する。この制作には2つのパターンがある。一つは自らテーマを決めて動画を撮影し、動画共有サイトにアップするものである。もう一つはクライアントの依頼に基づき動画を制作するものである。  動画共有サイトにアップする場合は、できるだけ多くの視聴者に視聴して貰うために、独自性に富んだ、興味深く、関心を惹く動画を制作することが重要である。ユニークな企画を立て、撮影方法や編集を工夫し、他にないような作品にすることが求められる。アップした動画の再生回数が少ない場合でも、動画をコンスタントに制作しアップし続けることで、視聴者の増加に繋がることもある。  動画制作に必要な機材には、パソコンや撮影用カメラ、編集用・加工用ソフトなどが挙げられる。最近では、スマートフォンが高性能になり、簡易な動画であればこれ1台で撮影、加工、アップまでできる。質の高い動画を制作するためには、これらの機材以上に動画制作のセンスと技術が求められる。投稿する動画がゲームの実況であれば、ゲームに関するルールや知識を基に、意外性があり、視聴者がワクワクするようなトークや編集を心がけなくてはならない。また、再生回数が伸びるよう、SNSやブログなどでも発信し、視聴増加につなげるようにする。  クライアントから発注を受けて動画を制作する場合を、仕事の流れに沿ってみると、まず、クライアントや広告会社と打合せ、契約を交わす。キックオフミーティング等でクリエーターも交えて、クライアントのニーズを把握し、企画を作る。企画が固まったら、シナリオを作成し、クライアントに提案して、合意を得る。その後、動画の撮影、編集、ナレーションの収録を行って、動画として仕上げ、クライアントのチェックを受ける。必要であれば、調整、修正等を行い、作品として完成させ、納入する、という流れになる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  撮影用カメラ、スマートフォン、画像等編集ソフト(Photoshop、GIMP等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

傾聴力読解力文章力説明力他者との調整他者の反応の理解
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
傾聴力4.9112 / 498
上位22%
読解力4.5120 / 498
上位24%
文章力4.5105 / 498
上位21%
説明力4.5138 / 498
上位28%
他者との調整4.389 / 498
上位18%
他者の反応の理解4.278 / 498
上位16%
説得4.276 / 498
上位15%
交渉3.996 / 498
上位19%
道具、機器、設備の選択3.953 / 498
上位11%
新しい情報の応用力3.8128 / 498
上位26%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
芸術3.28 / 508
上位2%
コミュニケーションとメディア3.110 / 508
上位2%
日本語の語彙・文法2.284 / 508
上位17%
顧客サービス・対人サービス1.7293 / 508
上位58%
事務処理1.7288 / 508
上位57%
通信技術1.666 / 508
上位13%
販売・マーケティング1.4191 / 508
上位38%
外国語の語彙・文法1.4135 / 508
上位27%
コンピュータと電子工学1.3123 / 508
上位24%
歴史学・考古学1.338 / 508
上位7%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
独創性46 / 426
上位1%
アイデアや代案を数多く生み出す力3.911 / 426
上位3%
トラブルの察知3.5112 / 426
上位26%
記述理解3.465 / 426
上位15%
モノの見え方に関する想像力3.48 / 426
上位2%
発話表現3.3114 / 426
上位27%
発話理解3.3100 / 426
上位23%
記述表現3.3106 / 426
上位25%
色の違いを見分ける力3.232 / 426
上位8%
聴覚の感度3.121 / 426
上位5%

動画制作のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

クライアントから発注を受ける動画制作には、特に学歴や資格は求められないが、多くの場合、映像系の学校を卒業し、映像制作会社に入る。その映像制作会社で経験を積み、独立するという例が多い。最近では、学生のうちから動画制作の経験を重ね、そのままプロを目指すという道もある。ただし、独立したり、フリーランスとなる場合は、映像の技術とともに、業界関係者と幅広いつながりを持つことが仕事をする上では重要である。  クライアント、広告会社等関係者と十分なコミュニケーションをとり、クライアントの要望をよく理解し、期待に応える技術力、納期までに仕上げる責任感が必要である。時流が分る感性や制作に対する熱意、満足できるまで制作を続ける根気も重要である。外国語の動画は増えているが、翻訳は外注してしまうため、制作自体には語学は必ずしも求められない。  一人前となるには、経験年数だけでなく、感性やセンスがクライアントなど業界に認められ、コンスタントな受注件数を確保し、条件の良い仕事を受注できることが必要である。  動画共有サイトで広告収入を得るには、総再生時間や視聴者数の基準に基づいた審査を受けて、認められることが必要なところもある。  技術面、機材等で動画制作者を支援し、仕事を仲介したり、その人が動画共有サイトで人気が出るようにする会社も出てきている。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
わからない0.4
大卒0.3
専門学校卒0.3
高卒0.2
短大卒0.0
高卒未満0

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

クライアントから発注を受ける動画制作の場合、クライアントや広告会社は大都市に集中しているため、多くはその周辺に集まっている。地方で活動している場合は、通常は関係者とはメールやビデオ会議で対応し、必要があれば出向いて、打合せや会議を行っている。  映像制作会社で雇用され、就業している者もいるが、フリーランスで活動している者も多い。副業として動画制作をしている人もいる。フリーランスの場合、収入の変動が大きく、個人差も大きい。仕事の繁閑も個人差が大きい。  動画制作者としてサイトに登録し、仕事を受注する方法も出てきている。  マーケティングに影響力のある動画制作のインフルエンサーは広告業界も注目している。中にはタレントのような活動をする人も出てきている。若者を中心に、テレビを見ないで、ネットで動画を視聴するようになっている今日、動画制作は新たな仕事、新たな収入を得る手段の一つとして、広がっていくと考えられる。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)