職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
専門的・技術的職業従事者

医学研究者の仕事内容・必要なスキル・給料

医師として臨床業務に従事しながら、又は大学医学部や研究機関において研究専従で、研究を行う。

どんな職業か

医学研究には、医師として臨床業務に従事しながら研究を進めていく臨床研究と、大学医学部や研究機関において研究専従で研究を進めていく基礎研究がある。ここでは基礎研究者について記述する。(大学教員については「大学・短期大学教員」を参照。)  基礎研究は主として解剖学、生理学、生化学、薬理学、病理学、免疫学、微生物学、衛生学など多くの分野に分かれ、仕事の内容もそれぞれの専門によって大きく異なる。医学は生物学の応用を中心にしながら、物理、化学、工学など幅広い学問領域を総合して進めなければならないため、医学研究者の研究手法も多様である。例えば、病理学や微生物学は顕微鏡を用いて病変を観察するのが大きな仕事である。生理学や生化学は実験動物や培養細胞を用いて実験することが求められる。衛生学は公衆衛生のために社会とつながりを持たなければならず、そのため特に統計的手法が重視される。  いずれの分野の研究者も、それぞれの研究手法を用いて実証的に理論体系を明らかにしていく。研究成果は論文などにまとめて発表する。研究業績は重要な学術誌(特に海外誌)に論文がどれだけ掲載され、どのくらい引用されているかによって評価される。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  顕微鏡、文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

読解力説明力文章力外国語を読む論理と推論(批判的思指導
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
読解力5.617 / 498
上位3%
説明力5.515 / 498
上位3%
文章力5.327 / 498
上位5%
外国語を読む5.37 / 498
上位1%
論理と推論(批判的思考)4.923 / 498
上位5%
指導4.923 / 498
上位5%
新しい情報の応用力4.821 / 498
上位4%
傾聴力4.8140 / 498
上位28%
学習方法の選択・実践4.76 / 498
上位1%
複雑な問題解決4.619 / 498
上位4%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
医学・歯学4.213 / 508
上位3%
生物学3.65 / 508
上位1%
外国語の語彙・文法2.526 / 508
上位5%
化学2.226 / 508
上位5%
事務処理2.2155 / 508
上位31%
日本語の語彙・文法2.0111 / 508
上位22%
教育訓練2.070 / 508
上位14%
公衆安全・危機管理1.862 / 508
上位12%
数学1.7108 / 508
上位21%
コミュニケーションとメディア1.5203 / 508
上位40%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
独創性3.720 / 426
上位5%
アイデアや代案を数多く生み出す力3.534 / 426
上位8%
帰納的推論3.521 / 426
上位5%
記述表現3.472 / 426
上位17%
トラブルの察知3.4155 / 426
上位36%
演繹的推論3.338 / 426
上位9%
記述理解3.389 / 426
上位21%
発話表現3.2152 / 426
上位36%
カテゴライズ3.222 / 426
上位5%
発話理解3.1138 / 426
上位32%

医学研究者のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

臨床研究者は診療に当たるため、全て医師国家試験の合格者であり、大学医学部の卒業者であるが、総合科学である基礎研究には異なったさまざまなテクニックを持つ専門家が参加しており、理学部、薬学部、農学部、工学部などの出身者も多い。ただし、大学の研究室で研究する場合には、大学院を修了している者がほとんどである。  公立の研究機関や民間の研究機関、医療機関などで研究をする場合には、公務員試験や採用試験を受けて研究職として採用され、担当分野について専門的に研究を行う。  優れた研究能力だけでなく研究が好きであるということが求められる。科学者として研究倫理を遵守する心構えも必要である。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
博士課程卒0.6
大卒0.4
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.3
専門学校卒0.0
高専卒0.0
わからない0.0

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「臨床検査技師」として集計されています(2023年・全国)。この区分には3の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額351.4千円
年間賞与その他特別給与額868.1千円
平均年齢41.3歳
平均勤続年数11.9年
労働者数8,422人

月額給与の推移

355.8347.5339.3331.1322.82020202120222023臨床検査技師千円
賃金構造基本統計調査の「臨床検査技師」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤299.7千円
  • ≤310.2千円
  • ≤343.5千円
  • ≤370.4千円
  • ≤556.9千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

臨床検査技師の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は大学や研究機関などであり、その多くは都市部に所在している。  男女の比率は男性の方が多いが、女性も増えている。  医学研究者は、大学、公的研究機関では任期制で採用される場合が多い。任期を終えて次の職を得るためには、継続的に優れた研究業績を挙げ続けなければならない。  勤務時間は、週休2日、9時頃~17時頃の勤務が標準だが、研究内容によっては残業もある。裁量労働制やフレックスタイム制をとっているところが多い。  医学研究は、情報科学と並び最も注目され、研究費が集中している領域である。ゲノム創薬ばかりでなく、再生医学も医療を大きく変革しつつあり、基礎医学研究者の果たす役割はますます大きくなっている。産業界でも、製薬企業を中心に基礎医学研究者が求められている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)