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運搬・清掃・包装等従事者

港湾荷役作業員の仕事内容・必要なスキル・給料

港湾運送事業者に雇用されて、船と港でのコンテナなどの荷物の積み卸しや運搬の作業を行う。

どんな職業か

港湾運送事業者に雇用されて、船と港でのコンテナなど荷物の積み卸しや運搬の作業を行う。港湾荷役作業員は、船内荷役(沖荷役)作業員と沿岸荷役作業員などが含まれる。  船内荷役の作業では、船舶に乗り込んで荷物の積み卸し作業を行う。10人から20人程度の人数で組を編成して船に乗り込み、デッキマンと呼ばれる作業指示者がウインチ(巻き上げ機)を動かす作業者に合図を送り、船倉に積まれた荷物を吊り上げて、港に降ろす。その時に一般の作業者は、ウインチの吊り具の掛け外し、船倉の奥の荷物を運び出す作業、ワイヤーを巻きつける作業を共同して行う。  沿岸荷役の作業では、岸壁側や埠頭ターミナルで監督の指示を受けながら、岸壁と屋根がついた貨物置場(上屋)や荷さばき地、野積場の間で貨物の運搬や搬出を行う。荷さばき地では、貨物の積み上げと取り崩し、仕分けなどの荷さばき作業を行う。  主要港にあるコンテナターミナルや鉱石専用埠頭などでは、大型クレーンを使用した効率的な荷役が行われている。また一部の港では、はしけを使用した荷役(はしけ荷役)や筏(いかだ)による荷役も行われており、就労する港によって作業にかなりの違いがある。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  大型クレーン、クレーン、フォークリフト、ウインチ(巻き上げ機)、吊り具、揚貨装置、筏(いかだ)、コンテナ、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

傾聴力説明力読解力指導他者の反応の理解道具、機器、設備の選
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
傾聴力3.1439 / 498
上位88%
説明力3.0409 / 498
上位82%
読解力2.9409 / 498
上位82%
指導2.7416 / 498
上位84%
他者の反応の理解2.4432 / 498
上位87%
道具、機器、設備の選択2.4321 / 498
上位64%
他者との調整2.3423 / 498
上位85%
文章力2.3444 / 498
上位89%
継続的観察と評価2.2411 / 498
上位83%
説得2.1437 / 498
上位88%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
輸送1.566 / 508
上位13%
教育訓練0.9330 / 508
上位65%
生産・加工0.9262 / 508
上位52%
コミュニケーションとメディア0.9397 / 508
上位78%
事務処理0.8469 / 508
上位92%
外国語の語彙・文法0.8326 / 508
上位64%
機械0.7262 / 508
上位52%
数学0.7350 / 508
上位69%
公衆安全・危機管理0.7410 / 508
上位81%
顧客サービス・対人サービス0.7480 / 508
上位94%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知3.3246 / 426
上位58%
一瞬で素早く反応する力367 / 426
上位16%
奥行きの知覚(遠近感覚、深視力)2.939 / 426
上位9%
聴覚の感度2.940 / 426
上位9%
選択的注意(集中する力)2.8195 / 426
上位46%
遠隔視力2.830 / 426
上位7%
持久力(スタミナ)2.8112 / 426
上位26%
記憶力2.8231 / 426
上位54%
平衡感覚2.762 / 426
上位15%
腕や脚の動作速度2.687 / 426
上位20%

港湾荷役作業員のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ハローワークの紹介や求人広告等によって港湾運送会社に就職する。  また、港湾関係の教育訓練施設を卒業し、クレーン、フォークリフト、玉掛け、揚貨装置などの必要な資格を取得してから就職する場合もある。  機械運転や玉掛けを行う場合には、それぞれの資格が必要となる。  企業によって様々であるが、正社員として採用された場合は、経験や船内荷役作業主任者などの資格取得によって班長、主任等へ昇進するケースもある。  体を動かす仕事のため、一定の体力が必要である。また、共同作業での規律を守る協調性、機敏性などが求められる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
高卒0.5
わからない0.2
大卒0.1
高卒未満0.1
専門学校卒0.1
短大卒0.1

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「船内・沿岸荷役従事者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には4の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額416.7千円
年間賞与その他特別給与額1,056.2千円
平均年齢42.4歳
平均勤続年数16.1年
労働者数4,971人

月額給与の推移

427.2407.4387.6367.9348.12020202120222023船内・沿岸荷役従事者千円
賃金構造基本統計調査の「船内・沿岸荷役従事者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤301.3千円
  • ≤333.3千円
  • ≤360.2千円
  • ≤424.8千円
  • ≤605.6千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

船内・沿岸荷役従事者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「運搬・清掃・包装等従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

運搬・清掃・包装等従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

運搬・清掃・包装等 43.6%販売 14.4%生産工程 12.5%サービス職業 11.2%事務 5.9%専門的・技術的職業 4.3%その他 6.8%
  • 運搬・清掃・包装等43.6%
  • 販売14.4%
  • 生産工程12.5%
  • サービス職業11.2%
  • 事務5.9%
  • 専門的・技術的職業4.3%
  • その他6.8%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が43.6%を占めます。

この分類に入った人のうち、56.4%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

ほとんどの港において日勤で、日曜日は原則的に作業をしない日となっている。しかし、荷役作業は船舶の入港、貨物の集中度、天候などの影響を受け、かつ、アジア地域の主要港(24時間オープン)との競争が激しくなり、早朝、夜間のゲートオープン時間の拡大が行われている。  以前は港湾荷役は人力に頼ることが多く、荷さばきのための時間がかかっていたが、コンテナ化や機械化、大型専用船の導入によって作業の効率化が進んだ。特にコンテナの登場により、荷役効率は飛躍的に向上した。その結果、現在では、少数の熟練した作業員のコンベヤー、フォークリフト、クレーン、揚貨装置等の機械操作による荷役に変わりつつある。  各種機械の導入により作業の軽減化が進み、肉体労働は少なくなり、安全性も向上している。さらに機械化が進むと考えられるため、技術の進歩に対応できる専門知識や技能を持った人材が求められている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)