どんな職業か
テレビやラジオの番組などで、必要な情報を伝えたり、司会などを行う。スポーツ番組の実況放送、ドラマなどのナレーションを行うこともある。 ニュース番組では、原稿を正しい発音で読み上げ、視聴者に情報をわかりやすく伝える。また、評論家やコメンテーターに対して的確な質問をすることにより、視聴者の知りたい情報を引き出すよう誘導するという役割もある。 討論番組、バラエティ番組などインタビューや司会をする番組では、台本を読むだけでなく、スムーズに番組を進行し、問題の核心に迫ったり、場を盛り上げたりする。 スポーツ実況では、実況するスポーツをよく理解し、的確な描写を歯切れ良く行う。 放送内容について事前に打ち合わせを行ったり、資料の収集をするなどの事前準備も行う。
この職業に求められるもの
job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。
重要度の高いスキル
スキル
| 項目 | スコア | 全職業中の順位 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 傾聴力 | 5.1 | 89 / 498 | 上位18% |
| 説明力 | 4.9 | 66 / 498 | 上位13% |
| 読解力 | 4.4 | 143 / 498 | 上位29% |
| 文章力 | 4.4 | 122 / 498 | 上位24% |
| 他者の反応の理解 | 3.8 | 178 / 498 | 上位36% |
| 他者との調整 | 3.8 | 184 / 498 | 上位37% |
| 新しい情報の応用力 | 3.5 | 191 / 498 | 上位38% |
| 交渉 | 3.5 | 184 / 498 | 上位37% |
| 説得 | 3.4 | 226 / 498 | 上位45% |
| 指導 | 3.3 | 316 / 498 | 上位63% |
知識
| 項目 | スコア | 全職業中の順位 | 位置 |
|---|---|---|---|
| 日本語の語彙・文法 | 3.5 | 17 / 508 | 上位3% |
| コミュニケーションとメディア | 3.2 | 6 / 508 | 上位1% |
| 芸術 | 2.4 | 26 / 508 | 上位5% |
| 顧客サービス・対人サービス | 2 | 229 / 508 | 上位45% |
| 事務処理 | 1.9 | 250 / 508 | 上位49% |
| 外国語の語彙・文法 | 1.9 | 71 / 508 | 上位14% |
| 歴史学・考古学 | 1.8 | 13 / 508 | 上位3% |
| 社会学 | 1.7 | 86 / 508 | 上位17% |
| 哲学・宗教学 | 1.6 | 19 / 508 | 上位4% |
| 法律学、政治学 | 1.5 | 120 / 508 | 上位24% |
なるには
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大卒者が一般的である。放送局にアナウンサーとして入社を希望する場合、アナウンサー養成機関で研修を受けた上で、入社試験に臨むことが多い。 放送局に入社後、日本語の正しい発声、発音、アクセント、敬語をはじめ、ニュース、レポート、司会、ナレーションなどについて学ぶ。お知らせなどのアナウンスから始めて、次第に高度な仕事を担当するようになる。入社1~2年で重要な仕事をまかされる場合もある。その後、管理職となり経営陣に加わる場合や、定年までアナウンサーとして働き、その後も現場で活躍する場合もある。また、アナウンサーとしての知名度が高まり、フリーアナウンサーとして独立する場合もある。 声を使う職業であり、日本語を正しく発音することが求められる。また、勤務が変則的である場合も多く、健康管理が重要である。多くのスタッフ、技術陣との共同作業も多いので協調性も必要である。
就いている人の学歴
| 学歴 | 割合の目安 |
|---|---|
| 大卒 | 0.7 |
| 高卒 | 0.1 |
| 専門学校卒 | 0.1 |
| 短大卒 | 0.1 |
| 高専卒 | 0.0 |
| 修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む) | 0.0 |
給料
賃金構造基本統計調査では「受付・案内事務員」として集計されています(2023年・全国)。この区分には1の職業がまとまっています。
| きまって支給する現金給与額 | 238.2千円 |
|---|---|
| 年間賞与その他特別給与額 | 357.4千円 |
| 平均年齢 | 40.1歳 |
| 平均勤続年数 | 7.3年 |
| 労働者数 | 9,912人 |
男女で見た給与
月額給与の推移
都道府県別の月額給与
- ≤210.6千円
- ≤221.8千円
- ≤230.8千円
- ≤246.2千円
- ≤274.2千円
この分類の人はどれくらい動いているか
ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。
- 欠員率1.4%働いている人に対して、まだ埋まっていない求人の割合
- 未充足の求人179千人募集したのにまだ決まっていない人数
- 入職者の構成比20.1%1年間に仕事に就いた人のうち、この分類が占める割合
- 離職者の構成比18.3%1年間に仕事を離れた人のうち、この分類が占める割合
専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか
- 専門的・技術的職業80%
- サービス職業6%
- 管理的職業3.2%
- 事務3.2%
- 販売3%
- 生産工程2.4%
- その他2.1%
この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)
働き方の特徴
全国にあるテレビ・ラジオ放送局で働く。アナウンサーの地方採用が行われる場合もある。また、プロダクションに所属してフリーアナウンサーとして働いていることもある。 給与や労働時間は会社の規定に従うが、放送が早朝から夜間まであるため、勤務は不規則になることが多い。担当する仕事や番組によっては早朝や夜間などに勤務するが、基本的には早出・日勤・遅出・宿直などのシフト制で働く。取材を行う際には勤務が長時間にわたったり、休日に出勤することもある。 女性の活躍の場も多く、働きやすさや処遇の向上を求めてフリーアナウンサーになる場合もある。フリーアナウンサーの場合は仕事量によって収入や労働時間が変わる。 衛星放送やケーブルテレビなどの普及とともに、放送内容も多岐にわたり、多くの人々のニーズに応えて、アナウンサーの活躍の場も拡がっている。
仕事の内容が近い職業
スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。
- 放送記者近さ 0.774
- 新聞記者近さ 0.754
- 雑誌編集者近さ 0.712
- 観光バスガイド近さ 0.656
- 手話通訳者近さ 0.650
- 放送ディレクター近さ 0.624
- 雑誌記者近さ 0.622
- 報道カメラマン近さ 0.613
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)