職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
専門的・技術的職業従事者

雑誌記者の仕事内容・必要なスキル・給料

雑誌のコンセプトにあったテーマについて取材し、原稿を執筆する。

どんな職業か

雑誌は書店や売店で販売される一般の週刊誌や月刊誌から、限定された読者層を対象とするものまで多種多様であり、雑誌記者は雑誌のコンセプトにあったテーマについて取材し、原稿を執筆する。  まず、編集会議などにおいて、雑誌の特集や内容などが決定し、担当するテーマについて取材を進める。問題点は何か、その背景は何か、結果としてどうなったのか、社会に与えた影響は何か、読者が何を知りたいのかなどを追求する。新聞やテレビ・ラジオでは伝えきれない内容や更に深い内容について調査し、関係者にインタビューするなどして、情報を集める。集めた情報を多角的に分析し、締切日までに記事にまとめて、デスクなどの責任者に提出する。  扱うテーマは、ビジネス、政治、経済、社会、芸能、スポーツ、科学、文化など幅広く、事件や社会問題を扱う記者や、ファッションや食べ物の情報など専門分野を扱う記者など、様々な記者がいる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

傾聴力文章力読解力説明力新しい情報の応用力他者との調整
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
傾聴力5.624 / 498
上位5%
文章力5.516 / 498
上位3%
読解力5.336 / 498
上位7%
説明力4.968 / 498
上位14%
新しい情報の応用力4.086 / 498
上位17%
他者との調整4.0141 / 498
上位28%
他者の反応の理解3.9136 / 498
上位27%
論理と推論(批判的思考)3.5156 / 498
上位31%
継続的観察と評価3.4195 / 498
上位39%
学習方法の選択・実践3.2208 / 498
上位42%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
日本語の語彙・文法4.44 / 508
上位1%
コミュニケーションとメディア3.44 / 508
上位1%
外国語の語彙・文法2.334 / 508
上位7%
事務処理2.2162 / 508
上位32%
歴史学・考古学2.08 / 508
上位2%
社会学1.949 / 508
上位10%
芸術1.940 / 508
上位8%
哲学・宗教学1.714 / 508
上位3%
心理学1.5150 / 508
上位30%
法律学、政治学1.5121 / 508
上位24%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
記述表現4.53 / 426
上位1%
記述理解4.25 / 426
上位1%
発話表現4.010 / 426
上位2%
アイデアや代案を数多く生み出す力4.07 / 426
上位2%
発話理解47 / 426
上位2%
独創性47 / 426
上位2%
記憶力3.231 / 426
上位7%
選択的注意(集中する力)3.240 / 426
上位9%
帰納的推論3.1104 / 426
上位24%
法則に基づいた情報の並べ替え3.069 / 426
上位16%

雑誌記者のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、大学卒業程度の一般教養や知識が求められる。新規学卒者の場合には、学校卒業後、新聞社、出版社などの採用試験を受ける。合格するとそれぞれの雑誌編集部に配属される。法律、経済、科学、医学など特定の専門分野の雑誌記者の場合には、専門領域の学部を卒業していると有利である。  入社後は、すぐに記者として第一線の現場で取材し、テクニックや分析法を体得するケースと、研修の一環として、外部への原稿依頼や原稿の受取から始める場合がある。  社会で起こった出来事に対する好奇心、情報の分析力、記事を書く文章力が求められる。記事には公平さや公共性の欠如は許されないため、正義感や使命感が必要とされる。  経験を積めば独立してフリーライターとして雑誌に記事を提供するケースもある。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
大卒0.7
専門学校卒0.1
わからない0.1
高卒0.1
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.0
高卒未満0

給料

賃金構造基本統計調査では「著述家,記者,編集者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には5の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額402.4千円
年間賞与その他特別給与額888.2千円
平均年齢42.3歳
平均勤続年数11.8年
労働者数6,674人

男女で見た給与

男性女性きまって支給する現金給与額男性 456.6千円456.6女性 342.2千円342.2所定内給与額男性 416.6千円416.6女性 314.9千円314.9年間賞与男性 1,151.2千円1,151.2女性 595.8千円595.8
2023年・全国。単位は千円。平均年齢や勤続年数の違いも含んだ差です。

月額給与の推移

479.9457.6435.2412.9390.62020202120222023著述家,記者,編集者千円
賃金構造基本統計調査の「著述家,記者,編集者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤358千円
  • ≤395.9千円
  • ≤435.4千円
  • ≤500.1千円
  • ≤984.2千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

著述家,記者,編集者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

多くの場合、新聞社や出版社に勤務している。各分野の情報が東京に集中していることもあり、大手出版社のほとんどが東京に拠点を置くなど地域的な偏りがある。  男性の記者が多いが、分野によっては女性の記者も多い。年齢は、若年者から中高年齢者まで幅広く活躍しており、女性・ファッション誌、タウン情報誌などでは若年者が中心となっている。  給与や勤務時間、休日などの諸待遇は新聞社や出版社の規定によるが、一般的に雑誌は出版のサイクルが短いため、締め切り前には残業することもある。取材先の都合で早朝や夜間に相手を訪問することもあり、勤務は不規則になりがちである。  毎年、廃刊・休刊する雑誌がある一方で、新しい雑誌が創刊されたり、雑誌の電子化など媒体の多様化もあり、一定の需要は続くと考えられる。  最近では、インターネット等で欲しい情報を無料で入手できることから、若い世代を中心に雑誌離れが進んでいる。また、雑誌においても電子媒体で購読可能にするなどの対応を行っていることから、雑誌記者の仕事も電子媒体へと比重が移っている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)