職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
専門的・技術的職業従事者

通訳者の仕事内容・必要なスキル・給料

異なる言語を使う人たちの間に入り、話されている言語を相手方の話し言葉に訳し、相手に伝える。

どんな職業か

異なる言語を使う人たちの間に入り、話されている言語を相手方の話し言葉に訳し、相手に伝える仕事である。  ここでは国際会議、放送、商談、法廷などの分野で働く通訳者について記述する。  通訳の方法は大きく3つに分けられる。「adhoc(アドホック)通訳」は、少人数の人が日常的な話をする場合などに、相手の言っていることを相互に伝えるもので、特に決められた通訳の仕方はなく、臨機応変に双方の言いたいことを伝える。  「逐次(ちくじ)通訳」は話し手が一定のまとまりで話し、通訳者がそれまでの分を通訳する、というやり方で話を進めていく。話の内容を覚えていなくてはならないため、記憶の補助として、メモ(通訳ノート)を取るのが普通である。著名な人が講演をするような場合や外交交渉・会議・商談・座談会などに使われ、内容も高度なことが多い。  「同時通訳」は、通訳者が「ブース」と呼ばれる通訳室に入り、発言者の言うことをヘッドフォンで聞きながら通訳していき、会場で聞いている人に伝える方法である。内容を理解し、同時に話さなくてはならないため、高度の集中力を要し、3人くらいのチームを組んで、15分~30分で交代する。使用言語数が多い国際会議や放送通訳の場合などに用いられる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、オンライン会議ツール、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

外国語で話す外国語を聞く外国語を読む傾聴力読解力説明力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
外国語で話す5.71 / 498
上位1%
外国語を聞く5.52 / 498
上位1%
外国語を読む5.54 / 498
上位1%
傾聴力5.447 / 498
上位9%
読解力4.964 / 498
上位13%
説明力4.877 / 498
上位15%
外国語で書く4.67 / 498
上位1%
文章力4.3127 / 498
上位26%
他者の反応の理解4.1101 / 498
上位20%
新しい情報の応用力3.998 / 498
上位20%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
外国語の語彙・文法3.55 / 508
上位1%
日本語の語彙・文法3.423 / 508
上位5%
顧客サービス・対人サービス2.4174 / 508
上位34%
コミュニケーションとメディア2.262 / 508
上位12%
事務処理1.9237 / 508
上位47%
歴史学・考古学1.812 / 508
上位2%
哲学・宗教学1.617 / 508
上位3%
社会学1.6113 / 508
上位22%
ビジネスと経営1.5177 / 508
上位35%
販売・マーケティング1.5188 / 508
上位37%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
発話理解4.13 / 426
上位1%
発話表現4.09 / 426
上位2%
記述理解3.724 / 426
上位6%
記述表現3.637 / 426
上位9%
記憶力3.65 / 426
上位1%
トラブルの察知3.4164 / 426
上位38%
マルチタスク3.417 / 426
上位4%
発話明瞭性3.213 / 426
上位3%
選択的注意(集中する力)3.178 / 426
上位18%
演繹的推論2.8212 / 426
上位50%

通訳者のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。実績と能力によって仕事を得ることができる、実力本位の世界である。一般的に大学卒業程度の学力は最低限必要とされ、大学、通訳学校、大学院などの通訳養成コースを修了した者が多い。  ビジネス通訳検定(TOBIS)の資格を取ると、仕事を得るうえで有利になることがある。  通訳の仕事をするには、派遣会社に登録して仕事を得るケース、知り合いや各種団体、学校関係から仕事を紹介してもらうケース、企業に雇用されるケースがある。  高度な語学力だけでなく、一般常識、通訳する分野についての背景知識、理解力が求められる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
大卒0.7
わからない0.2
専門学校卒0.1
短大卒0.1
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.1
高卒0.0

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「助産師」として集計されています(2023年・全国)。この区分には7の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額395.8千円
年間賞与その他特別給与額919.9千円
平均年齢40.5歳
平均勤続年数9.3年
労働者数1,584人

月額給与の推移

401.2396.5391.8387382.32020202120222023助産師千円
賃金構造基本統計調査の「助産師」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤333.6千円
  • ≤364.2千円
  • ≤398.2千円
  • ≤435.3千円
  • ≤550千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

助産師の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

通訳の場としては国際会議・国際セミナー、外国人との交渉・親善活動、テレビ局や外資系企業などがある。  高度な逐次通訳と同時通訳のできる通訳者は多くない。翻訳家、大学教員、文筆家など他の仕事と兼業している場合も多い。  関連団体の調査結果によると、就業者のうち約7割を女性が占める。さらに女性を年代別でみると、40代と50代が約7割を占める(2022年時点*)。  通訳者は、企業に雇用されている社内通訳者を除き、仕事のあるときだけ現場で業務を行うのが普通である。放送通訳者の場合はほぼ定期的に仕事がある。  報酬は、一日の仕事あたりいくら、という形で支払われる場合が多い。報酬の額には実績や能力によってかなりの幅がある。  いわゆる自動音声翻訳(機械通訳)の精度がAIにより向上してきており、スピードや利便性の観点で活用場面も見られるようになってきた。しかし、話し手側の話し方に左右されること、表情やボディランゲージを把握できないため訳文に感情が表現できないなど課題も多く、今後も通訳者に一定の需要はあると見込まれる。 *日本翻訳連盟(JTF)「翻訳・通訳業界調査」アンケート

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)