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専門的・技術的職業従事者

原子力技術者の仕事内容・必要なスキル・給料

核燃料サイクルの各分野をカバーして、原子炉やプラントに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転管理等を行う。

どんな職業か

核燃料サイクルの各分野をカバーして、原子炉やプラントに関連する機器の設計、製作、建設、試験、運転管理等を行う。  採掘されたウランを、濃縮したり加工したりして燃料体を作り、それを原子炉で燃やした後、燃えかすの中からウランやプルトニウムなどの有用物質を回収して再加工し(再処理)、不要になった核分裂生成物等(放射性廃棄物)を処理・処分する一連のプロセスを核燃料サイクルという。  原子力技術者の仕事は専門ごとに分かれており、①原子炉の設計・解析・制御・計測等を行う技術者、②原子炉の製造、運転管理等を行う技術者、③核燃料の精錬、濃縮、加工、再処理等を行う技術者、④原子力施設での放射線防護、安全設計、放射性廃棄物の処理、安全対策・安全管理等を行う技術者、⑤核融合の研究開発を行う技術者がいる。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  文書作成ソフト(Word、一太郎等)、表計算ソフト(Excel、Googleスプレッドシート等)、プレゼン資料作成ソフト(PowerPoint、Keynote等)、パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

読解力傾聴力論理と推論(批判的思指導文章力説明力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
読解力5.713 / 498
上位3%
傾聴力5.261 / 498
上位12%
論理と推論(批判的思考)5.214 / 498
上位3%
指導5.16 / 498
上位1%
文章力548 / 498
上位10%
説明力5.055 / 498
上位11%
新しい情報の応用力5.015 / 498
上位3%
科学的素養4.94 / 498
上位1%
他者との調整4.636 / 498
上位7%
説得4.626 / 498
上位5%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
工学3.62 / 508
上位1%
物理学3.22 / 508
上位1%
数学37 / 508
上位1%
設計2.823 / 508
上位5%
化学2.814 / 508
上位3%
教育訓練2.723 / 508
上位5%
機械2.720 / 508
上位4%
公衆安全・危機管理2.68 / 508
上位2%
事務処理2.5103 / 508
上位20%
コンピュータと電子工学2.526 / 508
上位5%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知3.919 / 426
上位4%
演繹的推論3.262 / 426
上位15%
数学的推論3.125 / 426
上位6%
発話表現3.1178 / 426
上位42%
記述表現3.1166 / 426
上位39%
帰納的推論3.1102 / 426
上位24%
マルチタスク3.090 / 426
上位21%
アイデアや代案を数多く生み出す力3129 / 426
上位30%
カテゴライズ355 / 426
上位13%
法則に基づいた情報の並べ替え3.097 / 426
上位23%

原子力技術者のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に資格は必要とされないが、大学・大学院等で、原子力工学、電気工学、機械工学などを専攻した者が多い。  原子力発電所を有する電力会社では、工業系の高校・専門学校卒業者を運転技術者として育成するコースも整備されており、入職してからも各種養成機関で知識や技術の習得ができる。運転技術者になるには原子炉主任技術者の下で運転員として訓練を積み技術を習得する。技術の習得には10年ほどを要する。その後管理職を目指すが、責任者になるには原子炉主任技術者の資格が必要となる。  関連資格として国家資格の「放射線取扱主任者」、「核燃料取扱主任者」、「原子炉主任技術者」、「技術士(原子力・放射性部門)」がある。  原子力は適正な取扱いが必要とされるので、正確さ、精密さ、判断力、探求心が求められる。また、物理学、化学、数学、電気・機械など基礎工学の知識のほか、海外からの情報も多いので、語学力も必要とされる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.7
大卒0.6
高卒0.4
高専卒0.3
博士課程卒0.2
専門学校卒0.0

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「化学技術者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には5の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額379.8千円
年間賞与その他特別給与額1,310.1千円
平均年齢40.2歳
平均勤続年数12.5年
労働者数10,094人

男女で見た給与

男性女性きまって支給する現金給与額男性 405.9千円405.9女性 335.4千円335.4所定内給与額男性 370千円370女性 315.7千円315.7年間賞与男性 1,475.8千円1,475.8女性 1,027千円1,027
2023年・全国。単位は千円。平均年齢や勤続年数の違いも含んだ差です。

月額給与の推移

400.5392383.5375366.52020202120222023化学技術者千円
賃金構造基本統計調査の「化学技術者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤333.4千円
  • ≤354.2千円
  • ≤370.6千円
  • ≤393.7千円
  • ≤468.7千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

化学技術者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「専門的・技術的職業従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

専門的・技術的職業従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

専門的・技術的職業 80%サービス職業 6%管理的職業 3.2%事務 3.2%販売 3%生産工程 2.4%その他 2.1%
  • 専門的・技術的職業80%
  • サービス職業6%
  • 管理的職業3.2%
  • 事務3.2%
  • 販売3%
  • 生産工程2.4%
  • その他2.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が80%を占めます。

この分類に入った人のうち、20%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は、電力会社(原子力発電所)、原子力専業会社、電機メーカー、建設会社等で、大企業が多い。就業者は男性が多い。  賃金、労働時間等の労働条件は勤務先の規定による。原子力発電所は24時間運転のため、交替制勤務が一般的である。  仕事によっては、放射線の影響をうける環境下で働くこともある。このような職場では、従事者の受ける放射線量が国の基準以下であることはもちろん、それよりはるかに少ない独自の基準を設け、厳しい管理体制のもと、従事者が受ける放射線量を最小限にする努力がなされている。  原子力発電を取り巻く環境は、東日本大震災以来大きく変わり、国内の原子力関連事業の規模は縮小傾向にある。一方で、廃炉や安全な稼働に向けた技術開発や、研究者の育成は今後も求められている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)