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生産工程従事者

石油精製オペレーターの仕事内容・必要なスキル・給料

原油を処理して各種石油製品を製造するための精製装置を運転・制御する。

どんな職業か

原油を処理してつくられる石油製品にはLPG、ナフサ、ガソリン、灯油、軽油、重油、潤滑油、アスファルトなどがあり、これらを製造する石油精製装置を運転・制御する。  石油の精製工程では、まず、原油を常圧蒸留装置でガス、ナフサ、灯油、軽油、常圧残油などに分ける。このままで製品となるものはほとんどなく、さらに、減圧蒸留、水素化精製、脱硫、接触改質、接触分解、水素化分解などの精製装置で処理して初めて製品となる。これらの石油精製装置は高度に自動化されており、コンピュータによって中央制御されているが、さらに無人化のシステム開発が進められている。  オペレーターの職場は現場と制御室に分かれ、現場の担当者「フィールドマン」は装置の巡回業務、制御室の担当者「ボードマン」は装置の制御が主な仕事になる。「フィールドマン」は装置の日常・定期点検を通して異常の早期発見、トラブルの未然防止や機器・設備の調整操作を行い、異常を発見すると素早く関連部署に連絡し、対応にあたる。「ボードマン」は通常は制御センター(計器室)内でコンピュータ画面を通じて装置の温度や圧力の変化などを監視し、異常を察知すると、現場と連絡を取りながらマニュアルにしたがって措置し、必要に応じて装置を安全に停止することで事故を防止する。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  パソコン

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

説明力傾聴力操作と制御計器監視文章力読解力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
説明力4.4148 / 498
上位30%
傾聴力4.3237 / 498
上位48%
操作と制御4.07 / 498
上位1%
計器監視45 / 498
上位1%
文章力3.9205 / 498
上位41%
読解力3.8244 / 498
上位49%
保守点検3.812 / 498
上位2%
継続的観察と評価3.8134 / 498
上位27%
道具、機器、設備の選択3.676 / 498
上位15%
他者との調整3.6219 / 498
上位44%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
生産・加工3.15 / 508
上位1%
化学3.17 / 508
上位1%
機械2.628 / 508
上位6%
教育訓練2.251 / 508
上位10%
工学2.144 / 508
上位9%
物理学2.135 / 508
上位7%
数学2.150 / 508
上位10%
事務処理2.0218 / 508
上位43%
公衆安全・危機管理1.792 / 508
上位18%
コンピュータと電子工学1.688 / 508
上位17%

石油精製オペレーターのスコアをすべて見る

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者は高卒の場合、工業高校卒業者が多い。  入職後は、半年から1年程度、石油精製プロセスの基礎教育を受ける。その後、各職場に配属され、数年間現場の経験を積み、作業手順や装置運転に慣れてくると、ボードマンとして精製工程を制御するようになる。そして「危険物取扱責任者」や「高圧ガス製造保安責任者」の資格を取得して、班長などに就く場合もある。転職や社内異動は少ないものの、精製装置の運転経験を生かし、製油計画や装置検査などの計画部門やエンジニアリング部門に異動することはある。  大きな災害につながる可能性のある危険物を扱うため、複雑な化学反応・作業工程のプロセスへの理解とともに、注意深く冷静な行動が必要となる。また、深夜勤務を含め労働時間が変則的なため一定の体力が求められる。化学・機械に興味を持ち、規則をよく守り、責任感のある人が必要とされる。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
高卒0.7
大卒0.2
専門学校卒0.1
高専卒0.1
修士課程卒(修士と同等の専門職学位を含む)0.1
博士課程卒0.0

関連する資格

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「生産工程従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

生産工程従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

生産工程 60.3%サービス職業 13%専門的・技術的職業 6.3%販売 5.3%運搬・清掃・包装等 4%事務 3%その他 6.7%
  • 生産工程60.3%
  • サービス職業13%
  • 専門的・技術的職業6.3%
  • 販売5.3%
  • 運搬・清掃・包装等4%
  • 事務3%
  • その他6.7%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が60.3%を占めます。

この分類に入った人のうち、39.7%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

勤務先は製油会社であり、製油所は大型タンカーが入港できる工業地帯を中心に立地している。また、技術援助のために東南アジアや中近東に派遣されるケースもある。  就業者は、正社員がほとんどであり、中高年齢の男性が多い。  石油精製装置は、生産効率の面から、運転が開始されるとほぼ2年から4年間は24時間連続で稼動するため、昼夜交替制で働き、休日は交替で取得することが多い。  国内の石油製品需要は減少傾向にあり、近年は輸出の拡大が図られている。今後もアジアにおける石油製品需要の増加等に対応し、国際競争力の強化が求められている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)