職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
生産工程従事者

水産ねり製品製造の仕事内容・必要なスキル・給料

かまぼこやちくわ等の水産ねり製品を製造する。

どんな職業か

水産ねり製品を製造する。  水産ねり製品には、板付きかまぼこ、ちくわ、揚げかまぼこ、はんぺんやつみれなどのゆでかまぼこ、カニかまぼこやオードブルかまぼこなど様々な種類がある。製造工程は、魚肉の精製、らいかい、成形、加熱・冷却、包装、貯蔵・出荷に大別される。  精製作業は生鮮魚から頭、内蔵などを取り除き肉を分離し、水晒し、脱水を行い不要な成分を取り除き魚肉を精製する。冷凍すり身は、この精製作業ののちに冷凍したものである。製品の製造には、通常、冷凍すり身が使用される。  解凍した冷凍すり身や精製魚肉に食塩などを加えてすりつぶすらいかい作業は空ずり、塩ずり、本ずりに分かれている。いずれも原料をかくはん機でかきまぜる。空ずりでは、塩ずりの効率をよくするために魚肉の繊維を細かくし、塩ずりでは、食塩を添加してかまぼこ特有の弾力の基となるたん白質を抽出する。本ずりは仕上げずりともいわれ、調味料、でんぷんや水などを加えて味や弾力を整える。らいかい作業は、かまぼこの品質を決める重要な要素の一つであり、熟練工の監督の下に行われる。  成形作業では、成形機を使用して、板付け、ちくわ型などそれぞれのかまぼこの形に成形する。  加熱作業では、加熱機械を操作して、商品の形態ごとに焼き、蒸し、揚げ、ゆでなどを行う。加熱作業はらいかい作業と同様にかまぼこの品質を決める重要な要素の一つである。包装作業では、製品として出荷するため加熱冷却した後、包装機で商品を包装する。貯蔵・出荷作業では、完成した製品を冷蔵庫に保存し、注文により箱詰して出荷する。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  成形機、加熱機械、製造機械

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

指導道具、機器、設備の選操作と制御読解力企業・組織の活動の分資材管理
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
指導2.3467 / 498
上位94%
道具、機器、設備の選択2.2366 / 498
上位73%
操作と制御2.2216 / 498
上位43%
読解力2.1486 / 498
上位98%
企業・組織の活動の分析2.0299 / 498
上位60%
資材管理2.0255 / 498
上位51%
時間管理2444 / 498
上位89%
設置と設定2.0333 / 498
上位67%
故障等の原因特定1.9251 / 498
上位50%
クオリティチェック1.9321 / 498
上位64%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
生産・加工2.377 / 508
上位15%
事務処理0.9442 / 508
上位87%
日本語の語彙・文法0.8435 / 508
上位86%
機械0.7260 / 508
上位51%
輸送0.7305 / 508
上位60%
社会学0.7429 / 508
上位84%
ビジネスと経営0.6454 / 508
上位89%
教育訓練0.6436 / 508
上位86%
販売・マーケティング0.6400 / 508
上位79%
数学0.6383 / 508
上位75%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知2.8414 / 426
上位97%
持久力(スタミナ)2.7161 / 426
上位38%
筋力2.6149 / 426
上位35%
色の違いを見分ける力2.5167 / 426
上位39%
指先の器用さ2.5171 / 426
上位40%
腕や脚の動作速度2.5137 / 426
上位32%
近接視力2.5145 / 426
上位34%
腕と手の安定2.5183 / 426
上位43%
手腕の器用さ2.5205 / 426
上位48%
手首と指の動作速度2.4184 / 426
上位43%

水産ねり製品製造のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒者の採用では、高校の水産系・工業系・普通科、大学の食品加工関係学科や水産学部、短大の調理・栄養学科、専門学校の出身者が多い。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。  採用後に行われる研修内容は、一般的な知識や専門知識に関する研修、製造工程全般についての現場研修などがある。事業所によっては、営業などの経験を経てから、水産ねり製品製造の現場等本人の能力に適した部署に配属されるケースもある。  魚種や漁獲方法など原料魚に関する基礎知識や、製造機械に関する知識、食品衛生に関する知識などを習得する必要がある。  関連資格として厚生労働省の定める技能検定の「水産練り製品製造技能士」がある。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
高卒0.5
大卒0.3
わからない0.2
専門学校卒0.2
高卒未満0.1
短大卒0.0

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「窯業・土石製品製造従事者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には5の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額302.4千円
年間賞与その他特別給与額762.1千円
平均年齢46.2歳
平均勤続年数14.1年
労働者数8,825人

月額給与の推移

303.7301.2298.8296.4293.92020202120222023窯業・土石製品製造従事者千円
賃金構造基本統計調査の「窯業・土石製品製造従事者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤264.5千円
  • ≤278.9千円
  • ≤299.2千円
  • ≤326千円
  • ≤372.8千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

窯業・土石製品製造従事者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「生産工程従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

生産工程従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

生産工程 60.3%サービス職業 13%専門的・技術的職業 6.3%販売 5.3%運搬・清掃・包装等 4%事務 3%その他 6.7%
  • 生産工程60.3%
  • サービス職業13%
  • 専門的・技術的職業6.3%
  • 販売5.3%
  • 運搬・清掃・包装等4%
  • 事務3%
  • その他6.7%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が60.3%を占めます。

この分類に入った人のうち、39.7%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

水産ねり製品を製造する工場は沿岸部を中心に分布している。その多くは中小企業である。労働時間は1日8時間が標準であるが、春・秋の婚礼シーズンや年末などかまぼこ需要の多い時期には残業をする場合がある。梅雨期など需要の閑散期には、勤務時間が短くなることもある。  水を多く使う関係から冬期の作業環境は他の食品加工関係の作業場に比べると厳しいといえる。  小規模の工場では、原料のすりつぶしから包装までの製造作業を1人で行うこともあるが、通常は工程別にその担当者が作業している。大企業では、製造機械の一部をコンピュータで制御するなど製造工程の自動化が進められている。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)