職業データベース|556の仕事を公的データで比べる
建設・採掘従事者

鉄筋工の仕事内容・必要なスキル・給料

鉄筋コンクリート構造物の骨組みとなるかご状の鉄筋を加工して組み立てる。

どんな職業か

鉄筋コンクリート構造物の骨組みとなるかご状の鉄筋を加工して組み立てる。  鉄筋コンクリートは、構造物の中でもよく使われている構造体で、建物の骨にあたる鉄筋部分の施工、加工、組立作業を行うのが鉄筋工である。作業現場は、マンションやビルなどの建築物をはじめ、橋げた、トンネル、高速道路、地下鉄にいたるまで、人が生活するあらゆる場所に及んでいる。  仕事は施工図・加工帳の作成、加工、組立に分かれる。作業手順は、まず、作業を行う構造物の図面を見て、使用する鉄筋のサイズや形状・本数を拾い出し、加工帳を作成する。次に、鉄筋業者の工場で加工帳にしたがって適切な寸法に切断、曲げ、加工された材料を現場で組み立てる。基礎、柱、壁、床、階段といった部分や位置ごとに、図面と配筋基準どおりに取り付けていく。  安定した丈夫な構造物を造るために重要な仕事であり、正しく選別・加工された材料を使って、基準に沿った取付けを行う必要がある。 ◇ よく使う道具、機材、情報技術等  工具(かなづち、のこぎり等の手動工具、ドリル等の電動工具)、作業中の保護具(ヘルメット、ゴーグル、グローブ、安全靴等)

この職業に求められるもの

job tag の数値情報から、この職業で重要度が高い項目を並べています。「全職業中の順位」は、収録されている全職業の中でこの項目のスコアが何番目に高いかです。

重要度の高いスキル

傾聴力指導数学的素養他者との調整読解力説明力
job tag のスコア。外側ほど重要度が高い。

スキル

項目スコア全職業中の順位位置
傾聴力3.3412 / 498
上位83%
指導3.3313 / 498
上位63%
数学的素養3.190 / 498
上位18%
他者との調整3.0313 / 498
上位63%
読解力2.9413 / 498
上位83%
説明力2.9422 / 498
上位85%
他者の反応の理解2.8355 / 498
上位71%
交渉2.7328 / 498
上位66%
説得2.6352 / 498
上位71%
学習方法の選択・実践2.6345 / 498
上位69%

知識

項目スコア全職業中の順位位置
建築・建設2.919 / 508
上位4%
機械2.257 / 508
上位11%
設計1.773 / 508
上位14%
数学1.6112 / 508
上位22%
生産・加工1.5154 / 508
上位30%
事務処理1.2402 / 508
上位79%
物理学0.8209 / 508
上位41%
教育訓練0.8392 / 508
上位77%
ビジネスと経営0.7438 / 508
上位86%
工学0.7255 / 508
上位50%

アビリティ

項目スコア全職業中の順位位置
トラブルの察知3.5114 / 426
上位27%
筋力3.313 / 426
上位3%
手腕の器用さ3.321 / 426
上位5%
一瞬で素早く反応する力3.236 / 426
上位8%
演算力3.121 / 426
上位5%
記憶力3.154 / 426
上位13%
モノの見え方に関する想像力3.131 / 426
上位7%
腕と手の安定3.133 / 426
上位8%
腕や脚の動作速度3.110 / 426
上位2%
持久力(スタミナ)3.147 / 426
上位11%

鉄筋工のスコアをすべて見る

仕事内容

なるには

入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新規学卒者の場合は高校や専門学校等に求人を提出し、ハローワークや求人サイトなどを通じた採用が行われる。また、新聞や求人専門誌などを通じた他の職業からの入職者もいる。  機械や重機の普及により、加工や取付けなど力仕事の比率は低くなっているが、重量物を扱う関係上ある程度の体力は必要である。  関連する資格として厚生労働省が定める技能検定の「鉄筋施工技能士」の資格があり、取得すると技術の証明となる。一定の規模以上の官庁工事には1級技能士の常駐が要求されていることから、技能士手当を支給している会社もある。職長あるいはグループリーダーとして現場をまとめていくには1級技能士の資格を持っていると有利である。

就いている人の学歴

学歴割合の目安
高卒未満0.5
高卒0.4
専門学校卒0.1
短大卒0.1
大卒0.1
わからない0.1

関連する資格

給料

賃金構造基本統計調査では「鉄工,製缶従事者」として集計されています(2023年・全国)。この区分には3の職業がまとまっています。

きまって支給する現金給与額330.4千円
年間賞与その他特別給与額767.9千円
平均年齢41.5歳
平均勤続年数12.1年
労働者数6,337人

月額給与の推移

334.9326.4317.9309.3300.82020202120222023鉄工,製缶従事者千円
賃金構造基本統計調査の「鉄工,製缶従事者」(全国・男女計)。単位は千円。

都道府県別の月額給与

Japanese Prefectures Created by Geolonia (https://geolonia.com/). 沖縄 / Okinawa 鹿児島 / Kagoshima 宮崎 / Miyazaki 大分 / Oita 熊本 / kumamoto 長崎 / Nagasaki 佐賀 / Saga 福岡 / Fukuoka 高知 / Kochi 愛媛 / Ehime 香川 / Kagawa 徳島 / Tokushima 山口 / Yamaguchi 広島 / Hiroshima 岡山 / Okayama 島根 / Shimane 鳥取 / Tottori 和歌山 / Wakayama 奈良 / Nara 兵庫 / Hyogo 大阪 / Osaka 京都 / Kyoto 滋賀 / Shiga 三重 / Mie 愛知 / Aichi 静岡 / Shizuoka 岐阜 / Gifu 長野 / Nagano 山梨 / Yamanashi 福井 / Fukui 石川 / Ishikawa 富山 / Toyama 新潟 / Niigata 神奈川 / Kanagawa 東京 / Tokyo 千葉 / Chiba 埼玉 / Saitama 群馬 / Gunma 栃木 / Tochigi 茨城 / Ibaraki 福島 / Fukushima 山形 / Yamagata 秋田 / Akita 宮城 / Miyagi 岩手 / Iwate 青森 / Aomori 北海道 / Hokkaido
  • ≤270.9千円
  • ≤309.7千円
  • ≤343.2千円
  • ≤358.8千円
  • ≤434.1千円
色が濃いほど月額給与が高い。県にさわると数値が出ます。出典 賃金構造基本統計調査(2023年)。

鉄工,製缶従事者の都道府県別の給料を見る

この分類の人はどれくらい動いているか

ここから下は、この職業が属する「建設・採掘従事者」という大きなくくりの数字です。職業ひとつずつの統計は無いため、国の調査で使われている職業分類の単位で見ています。

建設・採掘従事者に入った人は、前はどんな仕事をしていたか

建設・採掘 60.6%専門的・技術的職業 10.5%生産工程 7.1%輸送・機械運転 6.3%サービス職業 6%運搬・清掃・包装等 3.7%その他 5.1%
  • 建設・採掘60.6%
  • 専門的・技術的職業10.5%
  • 生産工程7.1%
  • 輸送・機械運転6.3%
  • サービス職業6%
  • 運搬・清掃・包装等3.7%
  • その他5.1%
雇用動向調査から、この分類に入職した人の前職の内訳。同じ分類からの移動が60.6%を占めます。

この分類に入った人のうち、39.4%は別の分類の仕事から移ってきています。未経験からの入りやすさをはかる目安になります。

雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)

働き方の特徴

従業者の雇用形態は常用雇用が比較的多く、賃金については日給月給制が多く採用されているが、新規学卒者採用に当たって月給制に切り替えているところも増えている。賃金は本人の能力や地域によって差があり、熟練工になると、自分の能力に応じた出来高制にしている場合もある。  休日が天候や工事の進行状況に左右されることは避けられないが、日曜日の休業はほとんど定着し、正月休み、夏期休暇の長期化などによって労働時間短縮に向かっている。  従業員については、男性の割合が高くなっており、女性はごく少数となっている。  鉄筋業界は、入職後の早い時期から鉄筋施工技能士の資格取得を促す取組みや福祉共済制度等の福利厚生の充実など業界全体として雇用環境の改善に取り組んでいる。

仕事の内容が近い職業

スキル・知識・アビリティ・仕事の性質・仕事活動の187項目を標準化して、この職業とどれくらい近いかを計算しています。

出典
職業情報提供サイト(job tag)/厚生労働省 職業情報データベース(独立行政法人 労働政策研究・研修機構 作成) 数値系 Ver 7.00/解説系 Ver 7.01(2026年7月30日取得)
賃金構造基本統計調査(厚生労働省)「令和2年以降 一般_都道府県別_職種(特掲)DB」を加工して作成
雇用動向調査 職業別 未充足求人数・欠員率(2021年)
雇用動向調査 職業別 入職・離職者構成比(2017年)
雇用動向調査 現職職業×前職職業 別入職者数(2019年)